世界に広がるオランダの治水
2018年、オランダの写真家ルーク・クラメルが自身のプロジェクトである「Dutch Waterworks Worldwide 世界に広がるオランダの治水」の一環として京都の琵琶湖疎水を撮影しました。Dutch Waterworks Worldwideは、オランダの土木技術者によって世界各地で設計された上水道に関するプロジェクト。このプロジェクトのキックオフは日本です。日本では18世紀末から19世紀初頭にかけて日本政府が多くのオランダ人土木技術者が雇用され、大規模な土木工事のための設計や建設が行われました。2018年にクラメルは撮影に2度日本を訪れました。彼はスリナムと南アフリカでも撮影を行い、今後はインドネシア、アメリカ、ロシア、ポーランド、ブラジル、スリランカとインドのような国々で継続されていきます。
琵琶湖疏水とオランダ人技師ヨハニス・デ・レーケに関する記事
https://www.jstage.jst.go.jp/article/journalhs1990/14/0/14_0_267/_pdf
デ・レーケは京都府で砂防ダムの設計も行った
http://www.pref.kyoto.jp/sabo/1172732571598.html